我が子を信じられるか

心にモヤモヤが溜まってくると
海へ行きたくなる。
浜辺に落ちているゴミを拾いながら独り言
「モヤモヤを整理しにきたょ」

セブンのカフェオレを飲みながら、海に流れる川を見ていると
昨日のことを思いだした。

彼女が悩んでいることは、私の悩みだろうか。
私が答えをだして、「こうしたらいいょ」と言うことだろうか。

浜辺に白サギが飛んできた。
そういえば「君たちはどう生きるのか」を観たなぁ

息子のために奮闘する父。
姉の子どもを守ろうとする新しい母。
自分の負の感情と向き合い
もがきながら成長していく子ども。

私は、子どもを信じてきただろうか。。
信じきれず、誰かにタスキを渡さなかったか。
川の中で凛と立つ白サギが眩しくみえた。

彼女は、私と同じ寂しさを親に感じていた。
同じ思いを子どもにさせたくないと言った。
彼女は親になり、私よりはるかに母親であろうとしている。

そういえば私も亡き母に思いをぶつけたことがある。
「母さんのようにはしたくない」
母は「やってみたらいい」と言ってたなぁ

その私が母になり、子供は自分の思い通りにいかないことを知り
亡き母と同じように「やってみたらいい」と思っている。

親が思うほど子供はヤワじゃないし
今必要なのは私の言い訳めいた言葉じゃなく
彼女の気持ちを受けとめること
それが信じるということだと思っているから。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次