小さい頃はたぶん
誰でも心の声を聞いていたと思うけど
物心がつくと外側に意識が向くようになり
心の声が聞こえなくなるんだと思う。
私も聞こえなくなったけど
親兄弟が亡くなり、悲しみのどん底にいたときに
自分と向き合うようになり
再び心の声を聞くというより感じるようになった。
『もっと楽に生きてごらん』
『古い殻を脱いで新しい自分になろう』
初めは疑っていたけど
次第に『楽に生きる』ことを意識し始め
東洋医学や心理学を必死で学び実践してきた。
それでも『楽に生きる』方法はわからなかった。
『そうじゃない』
私にとって『楽に生きる』ことは学んでわかることじゃなく
自分と正直に向き合うときにふっと感じるものだった。
それから私は、自分が着けた殻を少しずつ取り外す作業をしている。
『楽に生きる』ために。
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